FC Audio Tools バージョン2.0はまもなくです!
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ゆっくりとですが新機能の開発は進み、6月には初のメジャーバージョンアップがおこなわれ、新ツールと新機能が加わります。もちろんこれらはWindows、OS X、Linux版のUnityエディタで全て動作します。
Level Adjuster
バージョン2.0では新しいツール、Level Adjusterが加わります。
このツールはいくつものアセットを閲覧、プレビュー再生をしながら音量を調整するための専用ツールです。スクリーンショット右側のいくつものサウンドアセットの画面が見えますか?
多くのサウンド素材や音楽素材を用意したけれど、各サウンドの音量が統一されていなくて困ったことを経験されたことはありませんか? あなたのチームには専用のサウンド担当がいないか、個人で制作をされているかもしれません。そのような場合にも大丈夫です。Level Adjusterへ編集したいファイルをウィンドウへドロップしてください。
後はそれぞれ音を聴きながら音量バーを動かすのみです。調整した音量はすぐにその場でプレビューすることができます。聴きながら調整なんて難しいと思います? そのような場合でもRMSベースの解析機能も加わり、基準から視覚的に音量が大きいか小さいかを色替えで表示することもできます。さらに今後のバージョンアップでラウドネスベースでの解析も加わる予定です。
実はこのツールは音量の調整だけではありません。順次アセットを再生する機能もあり、アセットの中身を順番に聴いていきたい場合に何も操作することはありません。聴くだけであればOSのプレイヤーでもできますけど、オーディオミキサーやアセットフォルダとの連携はできないでしょう? またWave Editorと連携できるなんて便利すぎだと思いません?
Wave Editor
Wave Editorは複数のファイルを同時に編集することができるようになりました。そのためファイルの開き方が変わりました。(Level Adjusterと同じくファイルをドロップしてください)
これで幾つかのサウンドから自分の都合のよい部分を切り貼りできてしまいますね。
また必要なUnityバージョンが5.1.0f3以降になります。またUnity5.4への準備も整います。アセットストアから以前のUnityからアクセスした場合は最新バージョンではなくver1.2.1をダウンロードすることができます。